夏になると、子どもたちから「かき氷が食べたい」と言われることがあります。
お店で食べるかき氷もおいしいですが、家族で何度も食べるなら、家庭用のかき氷機があると便利です。
しかし、家庭用かき氷機を探してみると、手動式・電動式・ふわふわ氷に対応したモデルなど、さまざまな商品が見つかります。
価格にも幅があるため、どれを選べばよいのか迷ってしまいました。
我が家でも、最初は「ふわふわのかき氷を作れる電動式が欲しい」と考えていました。
最終的に購入したのは、構造がシンプルで手頃な価格の手動式かき氷機です。
実際に使ってみると、氷を削る作業そのものを子どもたちが楽しんでくれたため、我が家には手動式でも十分でした。
この記事では、家庭用かき氷機を選ぶときのポイントと、手動式を実際に使って分かったメリット・デメリットを紹介します。
「手動と電動のどちらを選べばよいのか分からない」という方は、ぜひ参考にしてください。
家庭用かき氷機には手動式と電動式がある
家庭用かき氷機は、大きく分けると次の2種類です。
- ハンドルを回して氷を削る手動式
- モーターで自動的に氷を削る電動式
どちらが優れているかは、使う人数や頻度、求める氷の食感によって変わります。
まずは、それぞれの特徴を確認しましょう。
手動式かき氷機の特徴
手動式は、ハンドルを自分で回して氷を削るタイプです。
比較的シンプルな構造の商品が多く、電源を使わずにかき氷を作れます。
手動式の主なメリットは次のとおりです。
- 比較的安く購入しやすい
- 電源やコンセントが必要ない
- 構造がシンプルで扱いやすい
- 子どもが氷を削る作業を楽しめる
- 軽くて収納しやすい商品が多い
一方、ハンドルを回し続ける必要があるため、大人数分を作ると手が疲れます。
商品によっては、本体をしっかり押さえないと動いてしまうこともあります。
手動式は、一度に1~3人分程度を作る家庭や、氷を削る時間も含めて楽しみたい家庭に向いています。
電動式かき氷機の特徴
電動式は、ボタンやレバーを操作して、自動的に氷を削るタイプです。
手でハンドルを回す必要がないため、短時間でかき氷を作りやすいのが特徴です。
電動式の主なメリットは次のとおりです。
- 力を入れずに氷を削れる
- 複数人分を作りやすい
- 氷の仕上がりを調整できる商品がある
- ふわふわした氷を作れる商品も多い
- 冷凍フルーツなどに対応した商品もある
ただし、手動式と比べると本体価格が高くなる傾向があります。
電源が必要で、本体サイズや収納場所も確認しなければなりません。
家族の人数が多い家庭や、夏に何度も使う予定がある家庭、氷の食感にこだわりたい方には電動式が向いています。
手動式と電動式の違いを比較
手動式と電動式の主な違いをまとめると、次のようになります。
| 比較項目 | 手動式 | 電動式 |
|---|---|---|
| 購入価格 | 比較的安い | 比較的高い |
| 氷を削る力 | 自分で回す必要がある | モーターで削れる |
| 一度に作る量 | 少人数向き | 複数人分を作りやすい |
| 電源 | 不要 | 必要 |
| 収納 | コンパクトな商品が多い | 大きい商品もある |
| 氷の食感 | シャリシャリ系が中心 | ふわふわに対応した商品も多い |
| 楽しさ | 削る作業を楽しめる | 手軽に完成する |
| おすすめの家庭 | 使用頻度が少ない・少人数 | 使用頻度が多い・大人数 |
安さや手軽さを優先するなら手動式、作るスピードや氷の食感を優先するなら電動式が選びやすいでしょう。
我が家が手動式かき氷機を選んだ理由
我が家でも、最初は電動式のかき氷機を検討していました。
特に気になったのが、ふわふわした氷を作れるタイプです。
お店のようなかき氷を自宅で作れるのは魅力的でしたが、次の点を考えて購入を迷いました。
- 夏以外にも使うのか
- 何回使えば元を取れるのか
- 子どもたちは氷の食感にこだわるのか
- 収納場所を確保できるのか
- 手動式でも十分楽しめるのではないか
高機能な商品を購入しても、数回しか使わなければ、もったいなく感じます。
そこで最初は、手頃な手動式を購入して、実際にどのくらい使うか試してみることにしました。
結果として、我が家では手動式でも十分楽しめました。
子どもたちにとっては、氷の食感よりも、自分でハンドルを回してかき氷を作ることの方が楽しかったようです。
暑い日には、自分たちで氷をセットして、ハンドルをガリガリ回していました。
シロップを選んだり、量を調整したりすることも含めて、一つのイベントになっています。
※かき氷機には刃が付いています。子どもが使用する場合は対象年齢と取扱説明書を確認し、大人がそばで見守ってください。
手動式かき氷機を使って分かったメリット
実際に使って感じた手動式のメリットを紹介します。
1.子どもが作る工程を楽しめる
手動式のよさは、完成したかき氷を食べるだけでなく、氷を削る作業も楽しめることです。
ハンドルを回すと少しずつ氷が出てくるため、子どもたちは遊びのような感覚で作っていました。
自分で作ったかき氷は、普通に出されたかき氷よりも特別に感じるようです。
2.電源の場所を気にせず使える
手動式にはコンセントが必要ありません。
テーブルの上など、安定した場所があれば使用できます。
電源コードを引っ掛ける心配がないことも、家庭で使いやすいと感じた理由です。
3.購入費用を抑えやすい
手動式には、比較的手頃な価格の商品が多くあります。
初めて家庭用かき氷機を購入する場合、実際に何回使うか分からないこともあります。
まずは手頃な手動式から試し、使用頻度が高ければ、将来電動式へ買い替える方法もあります。
4.構造がシンプルで片付けやすい
我が家が使用した手動式は、部品がそれほど多くなく、使用後の洗浄も難しくありませんでした。
かき氷は食べる時間より、準備や片付けの方に手間がかかることもあります。
分解・洗浄しやすい商品を選ぶと、夏の間に繰り返し使いやすくなります。
5.シロップやトッピングを自由に選べる
自宅で作るかき氷なら、シロップやトッピングを自由に変えられます。
我が家では、一般的なかき氷シロップを使うだけでも十分楽しめました。
ほかにも、次のようなアレンジができます。
- 練乳
- フルーツソース
- ジャム
- あんこ
- アイスクリーム
- 冷凍フルーツ
- カットした果物
- ヨーグルト
複数のシロップを少しずつかけ、味の違いを楽しむのもおすすめです。
手動式かき氷機のデメリット
手動式には、実際に使って初めて分かる不便な点もありました。
1.何人分も作ると疲れる
1人分であれば、それほど負担に感じません。
しかし、家族全員分を続けて作ると、ハンドルを回す手が疲れます。
家族の人数が多い家庭や、友達を招いて一度に何杯も作る家庭では、電動式の方が便利です。
2.本体を押さえる必要がある
商品によっては、ハンドルを回すときに本体が動いてしまいます。
片方の手で本体を押さえ、もう片方の手でハンドルを回さなければなりません。
底に滑り止めが付いている商品や、テーブルへ固定できる商品を選ぶと安定しやすくなります。
3.氷が粗くなりやすい
手動式の商品は、シャリシャリした昔ながらのかき氷になるものが中心です。
もちろん、シャリシャリした食感もおいしいのですが、お店のようなふわふわの氷を求める方には物足りない可能性があります。
氷の細かさを調整できるかどうかを、購入前に確認しましょう。
4.専用の製氷カップが少ない
我が家で不便に感じたのが、付属する製氷カップの数です。
製氷カップが1個だけの場合、家族全員分の氷を一度に準備できないことがあります。
かき氷を頻繁に作るなら、次の点を確認しておきましょう。
- 製氷カップが何個付属しているか
- 追加のカップを購入できるか
- 家庭の製氷皿で作ったバラ氷を使えるか
- カップの大きさと冷凍庫へ入れたときのサイズ
- 1個の氷で何人分作れるか
専用カップを追加購入する場合は、必ず機種に適合する純正品や対応品か確認してください。
家庭用かき氷機を選ぶ7つのポイント
購入後に後悔しないために、価格だけでなく、使い方や片付けまで考えて選びましょう。
1.手動式か電動式か
まず、氷を自分で削る手動式と、モーターで削る電動式のどちらにするか決めます。
次のような家庭には、手動式がおすすめです。
- できるだけ購入費用を抑えたい
- 一度に作るのは1~3人分程度
- 子どもと作る工程を楽しみたい
- コンパクトに収納したい
- コンセントの場所を気にせず使いたい
次のような家庭には、電動式がおすすめです。
- 一度に家族全員分を作りたい
- 夏に何度も使用する
- ハンドルを回すのが大変
- ふわふわした氷を作りたい
- 氷の食感にこだわりたい
2.バラ氷を使えるか
商品によって、使用できる氷が異なります。
専用カップで作った氷だけを使用できる商品と、冷蔵庫の製氷機で作ったバラ氷を使用できる商品があります。
思い立ったときにすぐ作りたいなら、バラ氷対応の商品が便利です。
ただし、バラ氷と専用氷では、完成する氷の食感が異なる場合があります。
3.氷の細かさを調整できるか
かき氷の食感にこだわる場合は、刃の高さなどを調整できる商品を選びます。
細かく削るとふわふわした食感になり、粗く削るとシャリシャリした食感になります。
商品説明だけでなく、取扱説明書や購入者のレビューも確認すると、仕上がりを想像しやすくなります。
4.洗いやすいか
かき氷機は、水やシロップが付着しやすい器具です。
氷に触れる部品を取り外して洗えるか確認しましょう。
特に確認したいのは次の部分です。
- 氷を入れるケース
- 氷を押さえる部品
- 受け皿
- 刃の周辺
- シロップが付着しやすい部分
部品が多すぎると、使用後の片付けが面倒になり、使わなくなる可能性があります。
5.本体が安定しているか
手動式は、ハンドルを回したときに本体が動かないことが重要です。
電動式も、モーターの振動で本体が動く場合があります。
滑り止めの有無、本体の重さ、設置面の広さを確認しましょう。
安定した平らな場所で使用することも大切です。
6.収納しやすいサイズか
かき氷機を使用する時期は、主に夏です。
使わない季節は収納することになるため、本体の高さや幅も確認しましょう。
ハンドルや部品を本体内へ収納できる商品なら、保管しやすくなります。
購入前に、キッチンの棚や収納スペースを測っておくと安心です。
7.製氷カップと交換部品を購入できるか
長く使用するなら、製氷カップや刃などの部品を追加購入できるか確認します。
製氷カップを複数用意できれば、家族分の氷をまとめて作っておけます。
商品が販売終了になると部品を入手しにくくなることもあるため、メーカーの公式サイトで確認しましょう。
我が家に手動式が合っていた理由
我が家の場合、手動式かき氷機を選んで正解だったと感じています。
その理由は、次のとおりです。
- 子どもたちが自分で削ることを楽しんだ
- 一度に大量に作る必要がなかった
- シャリシャリした氷でも満足できた
- 本体価格を抑えられた
- 電源を使わず気軽に出せた
- 夏以外はコンパクトに収納できた
高機能な電動式を選ばなかったことで、後悔したことはありません。
ただし、これは我が家が「ふわふわの食感」よりも「家族で気軽に楽しめること」を優先したためです。
毎日のように何人分も作る家庭なら、電動式の方が負担を減らせます。
大切なのは、人気ランキングの順位だけで選ぶのではなく、家庭での使い方を考えることです。
自宅でかき氷を楽しむための準備
かき氷機を購入したら、暑い日にすぐ使えるように準備しておきましょう。
製氷カップの氷を切らさない
専用氷が必要な場合は、食べ終わった後に次の氷を作っておきます。
製氷カップが複数あると便利ですが、冷凍庫内で場所を取るため、置き場所も決めておきましょう。
シロップは使い切れる量を選ぶ
複数の味をそろえると楽しい反面、大きなボトルを何本も購入すると余ることがあります。
家庭で食べる回数を考え、使い切りやすい容量を選びましょう。
開封後の保存方法と賞味期限は、商品の表示に従ってください。
器を冷やしておく
かき氷を入れる器を事前に冷蔵庫で冷やしておくと、氷が溶けにくくなります。
シロップも冷やしておくと、より冷たい状態で楽しめます。
使用後は早めに洗う
使用後は、取扱説明書に従って部品を取り外し、早めに洗います。
刃の部分は鋭いため、直接手で触れないよう注意してください。
洗浄後は、十分に乾燥させてから収納しましょう。
かき氷機に関するよくある質問
手動式と電動式はどちらがおすすめですか?
少人数で作ることが多く、購入費用を抑えたいなら手動式がおすすめです。
家族の人数が多い場合や、短時間で何杯も作りたい場合、ふわふわした氷を楽しみたい場合は電動式が向いています。
安い手動式でも十分使えますか?
昔ながらのシャリシャリしたかき氷を作る目的なら、シンプルな手動式でも楽しめます。
ただし、安定性、洗いやすさ、対応する氷、交換部品の有無は購入前に確認しましょう。
冷蔵庫のバラ氷は使えますか?
使用できる氷は商品によって異なります。
バラ氷に対応していない商品へ無理に入れると、故障やけがの原因になる可能性があります。
必ず商品の説明や取扱説明書を確認してください。
子どもだけで使っても大丈夫ですか?
かき氷機には刃が付いているため、子どもだけでの使用はおすすめできません。
対象年齢と取扱説明書を確認し、使用中だけでなく、組み立て・洗浄・片付けも大人が行うか見守りましょう。
ふわふわのかき氷を作るにはどうすればよいですか?
ふわふわの氷に対応した機種を使用し、指定された製氷カップで氷を作ります。
氷の温度や刃の調整によっても仕上がりが変わるため、メーカーが案内している作り方に従いましょう。
まとめ|家庭に合ったかき氷機を選ぼう
家庭用かき氷機には、手動式と電動式があります。
手動式は、比較的安く購入しやすく、子どもと氷を削る時間も楽しめることが魅力です。
電動式は、力を使わず短時間で作りやすく、ふわふわした氷に対応した商品もあります。
我が家では、手頃な手動式を選びました。
最初は電動式も気になっていましたが、子どもたちは自分でハンドルを回して作ることを楽しんでくれました。
結果として、我が家の使い方には手動式で十分でした。
選ぶときは、次の7点を確認しましょう。
- 手動式か電動式か
- バラ氷を使用できるか
- 氷の細かさを調整できるか
- 部品を取り外して洗えるか
- 使用中に本体が安定するか
- 収納しやすいサイズか
- 製氷カップや交換部品を購入できるか
人気商品や価格だけで決める必要はありません。
家族の人数、使用頻度、求める氷の食感、片付けやすさを考え、自分の家庭に合った1台を選びましょう。
手動式でも電動式でも、家族で一緒に作ったかき氷は、夏の楽しい思い出になります。

