「格安SIMへ乗り換えたいけれど、手続きが難しそう」
「今の電話番号やスマートフォンはそのまま使える?」
「先に現在の携帯会社を解約してもいいの?」
スマホ代を安くしたくても、乗り換え手続きが不安で、そのまま大手キャリアを使い続けている方も多いのではないでしょうか。
格安SIMへの乗り換えは、手順を一つずつ確認すれば、初めての方でもオンラインで進められます。
現在の電話番号はMNPを利用して引き継げます。条件を満たしていれば、今使っているスマートフォンをそのまま利用することも可能です。
ただし、対応端末の確認や名義の一致、SIMカード・eSIMの選択などを間違えると、申し込みや開通がうまく進まない場合があります。
この記事では、格安SIMへの乗り換え手順、必要なもの、失敗しやすい注意点を初心者向けに解説します。
格安SIMへの乗り換え手順
格安SIMへ乗り換える大まかな流れは、次のとおりです。
- 毎月のデータ使用量を確認する
- 乗り換え先の料金プランを決める
- スマートフォンの対応状況を確認する
- 必要に応じてSIMロックを解除する
- MNPワンストップまたはMNP予約番号を利用する
- 格安SIMへ申し込む
- SIMカードを受け取る、またはeSIMを発行する
- 回線切り替えを行う
- SIM・APNを設定する
- 通話とインターネット接続を確認する
最も大切なのは、現在の携帯会社を自分で先に解約しないことです。
電話番号を引き継いで乗り換える場合は、新しい通信会社でMNPによる回線切り替えが完了すると、基本的に以前の回線が自動的に解約されます。
格安SIMへ乗り換える前に決めること
申し込み前に、次の4点を決めておきましょう。
電話番号を引き継ぐか
現在の電話番号をそのまま使う場合は「他社から乗り換え・MNP」を選びます。
新しい電話番号で契約する場合は「新規契約」を選びます。
普段使っている電話番号を変更したくない方は、MNPを選びましょう。
スマートフォンをそのまま使うか
現在のスマートフォンを利用する場合は、乗り換え先の「動作確認済端末一覧」を確認します。
新しいスマートフォンも購入する場合は、格安SIMとセットで購入するか、Apple Storeやメーカー、家電量販店などでSIMフリー端末を購入します。
SIMカードかeSIMか
格安SIMでは、主に次の2種類から選びます。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| SIMカード | 端末へ挿入するカード型のSIM |
| eSIM | スマートフォン本体へ契約情報を書き込むSIM |
毎月何GB必要か
過去3~6カ月のデータ使用量を確認し、自分に合う容量を選びます。
毎月2.5GB以下なら、3GBプランが候補です。
毎月3GB近く使う方は、余裕のある5GBプランも比較しましょう。
自分のデータ使用量が分からない方は、こちらの記事を参考にしてください。
内部リンク:
スマホのデータ使用量を確認する方法|iPhone・Android・キャリア別に解説
格安SIMへの乗り換えに必要なもの
一般的に、格安SIMへの申し込みには次のものが必要です。
- 本人確認書類
- 支払いに使用するクレジットカードなど
- メールアドレス
- 利用するスマートフォン
- 現在の電話番号
- 現在の携帯会社のログイン情報
- MNP予約番号またはMNPワンストップの手続き
- eSIMの場合はWi-Fi環境
- 必要に応じて端末のEID
通信会社によって、使用できる本人確認書類や支払い方法が異なります。
申し込み前に、乗り換え先の公式サイトで必要書類を確認してください。
本人確認書類を用意する
本人確認には、主に次の書類が使用されます。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 運転経歴証明書
- パスポートと補助書類
- 健康保険証と補助書類
利用できる書類は通信会社によって異なります。
本人確認書類に記載された住所と、申し込み時に入力する住所は一致させてください。
引っ越し後に住所変更をしていない場合は、先に本人確認書類や現在の携帯会社の登録住所を変更する必要があります。
マイナンバーカードを使用する場合、表面のみを撮影する方法や、スマートフォンでICチップを読み取る方法などがあります。
画面の指示に従い、必要のない面や個人番号を送信しないよう注意しましょう。
支払い方法を確認する
格安SIMでは、契約者本人名義のクレジットカードが必要になる場合があります。
主な支払い方法は次のとおりです。
- クレジットカード
- 口座振替
- デビットカード
- ポイント払い
- キャリア決済
すべての格安SIMが口座振替やデビットカードに対応しているわけではありません。
例えば、NUROモバイルなどは支払い方法が原則クレジットカードに限られます。
口座振替を希望する場合は、楽天モバイルなど対応するサービスを選びましょう。
キャリアメール以外のメールアドレスを用意する
申し込み時の連絡先には、GmailやYahoo!メールなど、乗り換え後も使えるメールアドレスがおすすめです。
次のようなキャリアメールは、乗り換え後に使えなくなる場合があります。
@docomo.ne.jp
@ezweb.ne.jp
@au.com
@softbank.ne.jp
@i.softbank.jp
大手キャリアには、解約後もキャリアメールを継続できる有料サービスがあります。
キャリアメールを引き続き利用したい場合は、乗り換え前に提供条件と申し込み期限を確認してください。
銀行、通販サイト、学校、自治体サービスなどにキャリアメールを登録している場合は、乗り換え前にGmailなどへ変更しておくと安心です。
手順1.毎月のデータ使用量を確認する
まず、現在の携帯会社のアプリやマイページで、過去3~6カ月のデータ使用量を確認します。
1カ月だけでは、旅行や長期休暇などによって使用量が大きく変わる可能性があります。
複数月を確認し、最も多く使った月を基準にしましょう。
| 過去の使用量 | 容量の目安 |
|---|---|
| 毎月1GB未満 | 1~2GB |
| 毎月1~2.5GB | 3GB |
| 毎月2.5~3GB | 3~5GB |
| 毎月3~5GB | 5GB |
| 毎月5GB以上 | 10GB以上も比較 |
自宅や職場でWi-Fiを利用できるか、外出先で動画を見るかによっても必要な容量が変わります。
3GBで何ができるか知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
内部リンク:
【2026年最新】スマホの3GBでできることは?足りる人・足りない人を解説
手順2.乗り換え先の格安SIMを選ぶ
必要なデータ容量が分かったら、次の項目を比較します。
- 月額料金
- データ容量
- 通信回線
- 混雑時の通信速度
- 初期費用
- 通話料
- かけ放題
- データ繰り越し
- eSIM対応
- 店舗サポート
- 支払い方法
- キャンペーン
月額料金だけで選ぶと、通信速度やサポート面で後悔する可能性があります。
例えば、毎月3GB前後の方には次の選択肢があります。
| サービス | データ容量 | 月額料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| HISモバイル | 3GB | 770円 | 月額料金と通話料が安い |
| NUROモバイル | 3GB | 792円 | 3回線から選べる |
| IIJmio | 5GB | 950円 | データ容量に余裕がある |
| LINEMO | 3GBまで | 990円 | LINEギガフリー |
| povo | 3GB・30日間 | 990円 | トッピング方式 |
| 楽天モバイル | 3GBまで | 1,078円 | 対象国内通話を無料にできる |
| イオンモバイル | 3GB | 1,078円 | 店舗で相談できる |
| mineo | 3GB | 1,298円 | データ節約サービスが充実 |
※すべて税込価格です。料金やサービス内容は変更される場合があります。
8社を詳しく比較したい方は、こちらの記事をご覧ください。
内部リンク:
【2026年最新】3GBでおすすめの格安SIM8選|月額料金・速度・特徴を比較
手順3.スマートフォンが対応しているか確認する
今のスマートフォンをそのまま使う場合、必ず乗り換え先の「動作確認済端末一覧」を確認します。
確認する項目は次のとおりです。
- メーカー
- 端末名
- 型番
- 購入した携帯会社
- SIMカードへの対応
- eSIMへの対応
- 音声通話
- SMS
- データ通信
- 5G通信
- テザリング
同じ「iPhone 13」や「AQUOS」という名称でも、購入した携帯会社や型番によって対応状況が異なる場合があります。
端末名だけでなく、型番や購入元まで確認しましょう。
iPhoneの型番を確認する方法
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップする
- 「情報」をタップする
- 「機種名」と「モデル番号」を確認する
Androidの型番を確認する方法
機種によって異なりますが、一般的には次の手順です。
- 「設定」を開く
- 「デバイス情報」または「端末情報」を選ぶ
- 「モデル」または「型番」を確認する
手順4.SIMロックの状態を確認する
SIMロックとは、購入した携帯会社以外のSIMを使えないようにする制限です。
近年発売されたスマートフォンには、基本的にSIMロックが設定されていません。
ただし、以前に購入した端末では、SIMロック解除が必要な場合があります。
目安は次のとおりです。
- ドコモ:2021年8月27日以降に発売された機種は原則SIMロックなし
- au:2021年9月24日以降に発売された対象機種はSIMロックなし
- ソフトバンク:2021年6月以降に発売された多くの機種はSIMロックなし
それ以前の端末は、購入元のマイページなどで確認しましょう。
iPhoneでSIMロックを確認する方法
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップする
- 「情報」をタップする
- 「SIMロック」を確認する
「SIMロックなし」と表示されていれば、解除手続きは不要です。
SIMロックが設定されている場合は、現在または購入元の携帯会社で解除します。
なお、SIMロックが解除されていても、乗り換え先の周波数帯や通信方式に対応しているとは限りません。
SIMロックの状態と動作確認済端末の両方を確認してください。
手順5.電話番号を引き継ぐ方法を選ぶ
現在の電話番号を引き継ぐ方法は、次の2種類です。
MNPワンストップ
MNPワンストップは、乗り換え先のWebサイトから手続きを進めることで、MNP予約番号を事前に取得せずに乗り換えられる仕組みです。
現在の携帯会社と乗り換え先の両方がMNPワンストップに対応している必要があります。
主な対応サービスには次のものがあります。
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- ahamo
- UQ mobile
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- IIJmio
- mineo
- NUROモバイル
- イオンモバイル
- 日本通信SIM
対応事業者は変更・追加される場合があります。
申し込み画面で「MNPワンストップを利用する」などの選択肢が表示されたら、画面の案内に従って現在の携帯会社へログインします。
MNP予約番号
MNPワンストップを利用できない場合は、現在の携帯会社からMNP予約番号を取得します。
MNP予約番号は一般的に次の方法で取得できます。
- 契約者用マイページ
- 電話窓口
- 店舗
MNP予約番号の有効期限は、発行日を含めて15日間です。
ただし、乗り換え先によっては申し込み時点で「有効期限が7日以上」「10日以上」などの条件があります。
予約番号を取得したら、できるだけ早く申し込みましょう。
有効期限が切れても、電話番号が消えたり現在の回線が解約されたりするわけではありません。必要に応じて再発行できます。
現在の携帯会社は先に解約しない
電話番号を引き継ぐ場合、現在の携帯会社を自分で解約してはいけません。
先に解約すると、現在の電話番号を引き継げなくなる可能性があります。
正しい流れは次のとおりです。
乗り換え先へMNPで申し込む
↓
SIMカードまたはeSIMを受け取る
↓
回線切り替えを行う
↓
以前の携帯会社が自動解約される
ソフトバンクも、他社でMNP手続きが完了するまでは現在の回線を利用でき、乗り換えが完了するとソフトバンク契約が自動解約されると案内しています。ソフトバンク公式MNP案内
手順6.格安SIMへ申し込む
乗り換え先の公式サイトを開き、申し込みを進めます。
主な選択項目は次のとおりです。
- 「他社から乗り換え・MNP」を選ぶ
- データ容量を選ぶ
- 音声通話SIMを選ぶ
- SIMカードまたはeSIMを選ぶ
- 使用する回線を選ぶ
- かけ放題などのオプションを選ぶ
- 契約者情報を入力する
- 本人確認を行う
- 支払い方法を登録する
- 申し込み内容を確認する
音声通話SIMを選ぶ
今までの電話番号を引き継ぎ、一般的なスマートフォンとして使う場合は「音声通話SIM」を選びます。
データ通信専用SIMでは、通常の電話番号による音声通話ができません。
契約者名義を一致させる
MNPでは、現在の携帯会社と乗り換え先の契約者名義を一致させる必要があります。
次の違いにも注意しましょう。
- 漢字とカタカナ
- 旧姓と現在の姓
- 住所の番地表記
- 全角・半角
- 家族名義
- 親名義と子どもの利用者登録
家族名義の回線を自分名義へ変更して乗り換える場合は、現在の携帯会社で先に名義変更が必要になることがあります。
子どものスマホを乗り換える場合の注意点
子どもが使用するスマートフォンでも、契約者が保護者であれば、現在の契約名義を確認する必要があります。
確認する項目は次のとおりです。
- 契約者は誰か
- 実際の利用者は誰か
- 支払い名義は誰か
- MNPする電話番号
- フィルタリングサービス
- 年齢確認
- 家族割引やシェアプラン
- LINEなどの引き継ぎ
未成年者本人名義ではオンライン申し込みができない通信会社もあります。
保護者を契約者、子どもを利用者として登録できるか、申し込み前に確認しましょう。
SIMカードとeSIMはどちらがおすすめ?
SIMカードがおすすめな人
- 初めて格安SIMへ乗り換える
- eSIMの設定に不安がある
- SIMカードの差し替えならできる
- 対応端末か分からない
- 設定で失敗するリスクを抑えたい
SIMカードは配送を待つ必要がありますが、届いたカードを端末へ挿入するため、仕組みが分かりやすいのがメリットです。
eSIMがおすすめな人
- eSIM対応端末を持っている
- できるだけ早く開通したい
- デュアルSIMを利用したい
- 自分で設定できる
- Wi-Fi環境を用意できる
eSIMはスマートフォン本体に契約情報を書き込むため、SIMカードの配送を待つ必要がありません。
ただし、設定時にはWi-Fiなど別の通信環境が必要です。
機種変更やeSIMプロファイルを誤って削除した場合、再発行手数料がかかる通信会社もあります。
初めてで迷う方には、SIMカードの方が分かりやすいでしょう。
手順7.SIMカードまたはeSIMを受け取る
SIMカードの場合
申し込みと本人確認が完了すると、数日後にSIMカードが届きます。
届いたら次の内容を確認します。
- 契約した通信会社
- 電話番号
- SIMカードの種類
- 同封された設定手順
- 回線切り替えの期限
- SIMカードの破損
SIMカードを受け取っただけでは、まだ乗り換えが完了していない場合があります。
先に端末へ挿入せず、説明書に記載された順番を確認してください。
eSIMの場合
本人確認完了後、eSIM発行完了のメールなどが届きます。
eSIM設定には、主に次のものが必要です。
- eSIM対応スマートフォン
- Wi-Fi環境
- QRコードまたは設定アプリ
- EID
- 別の端末やパソコン
QRコードを同じスマートフォンへ表示すると読み取れない場合があります。
パソコンや別の端末へQRコードを表示するか、アプリから直接設定できるか確認しましょう。
手順8.回線切り替えを行う
回線切り替えは、現在の携帯会社から新しい格安SIMへ電話番号を移す手続きです。
乗り換え先のマイページやアプリから行います。
一般的な流れは次のとおりです。
- 乗り換え先のマイページへログインする
- 「MNP開通」「回線切り替え」などを選ぶ
- 電話番号や必要情報を入力する
- 注意事項を確認する
- 回線切り替えを申し込む
- 完了するまで待つ
回線切り替えが完了すると、以前のSIMでは通信できなくなります。
切り替え処理には数分から数時間かかる場合があります。
夜間や受付時間外に手続きすると、翌日扱いになる可能性もあるため、通信会社の受付時間を確認しましょう。
回線切り替えは時間に余裕がある日に行う
おすすめは次のような時間帯です。
- 平日または土日の午前中
- サポート窓口の営業時間内
- 外出予定がない日
- Wi-Fiを利用できる場所
- 数時間電話が使えなくても困らない時間
仕事の直前や外出中、夜遅い時間の切り替えは避けた方が安心です。
手順9.SIMカードを設定する
SIMカードを挿入する
- スマートフォンの電源を切る
- SIMピンを使ってSIMトレイを開ける
- 以前のSIMカードを取り出す
- 新しいSIMカードを正しい向きで置く
- SIMトレイを戻す
- スマートフォンの電源を入れる
取り外した以前のSIMカードは、乗り換え元から返却を求められる場合があります。
すぐに捨てず、返却が必要か確認しましょう。
eSIMを設定する
eSIMは、通信会社のアプリ、QRコード、iPhone・Androidの設定画面などから追加します。
設定中はWi-Fiを切らないでください。
また、開通前に現在のeSIMを削除すると、電話や通信が使えなくなる可能性があります。
手順10.APN設定を行う
APNは、スマートフォンをインターネットへ接続するための設定です。
大手キャリア系のオンラインプランでは自動設定されることもありますが、MVNOでは設定が必要になる場合があります。
iPhoneの場合
iPhoneでは、通信会社が指定する「APN構成プロファイル」をダウンロードする場合があります。
以前の格安SIMでAPN構成プロファイルを利用していた場合は、古いプロファイルを削除してから、新しいプロファイルをインストールします。
一般的な確認場所は次のとおりです。
設定
→一般
→VPNとデバイス管理
表示される項目はiOSのバージョンによって異なる場合があります。
Androidの場合
Androidでは、APN情報を手動入力する場合があります。
一般的な設定場所は次のとおりです。
設定
→ネットワークとインターネット
→SIMまたはモバイルネットワーク
→アクセスポイント名
→APN
通信会社が指定する次の項目を正確に入力します。
- 名前
- APN
- ユーザー名
- パスワード
- 認証タイプ
- APNタイプ
大文字・小文字、半角・全角を間違えると接続できません。
必ず乗り換え先の公式手順を見ながら入力してください。
手順11.通話とインターネットを確認する
設定が完了したら、Wi-FiをOFFにして次の項目を確認します。
- アンテナが表示される
- 4Gまたは5Gが表示される
- Webサイトを開ける
- 電話を発信できる
- 電話を着信できる
- SMSを送受信できる
- テザリングを利用できる
- LINEなどのアプリを利用できる
Wi-FiをONにしたままだと、モバイルデータ通信が正しく設定できているか判断できません。
テスト後はWi-FiをONに戻して構いません。
インターネットにつながらない場合の確認項目
開通後につながらない場合は、次の順番で確認します。
- 回線切り替えが完了しているか
- 機内モードがOFFになっているか
- モバイルデータ通信がONになっているか
- 新しいSIMが有効になっているか
- SIMカードの向きが正しいか
- APN設定が正しいか
- 古いAPNプロファイルが残っていないか
- 利用する回線が選択されているか
- スマートフォンを再起動する
- 動作確認済端末か再確認する
デュアルSIM端末では、「モバイルデータ通信に使用する回線」が以前のSIMになっている場合があります。
新しい回線を通話・データ通信に使用する設定へ変更してください。
格安SIMへ乗り換えるおすすめのタイミング
乗り換え元の多くは、解約月の料金が日割りになりません。
一方、乗り換え先の初月料金は、日割り・無料・満額などサービスによって異なります。
そのため「必ず月末が一番お得」とは限りません。
SIMカードの場合
配送や本人確認に時間がかかるため、月末ぎりぎりの申し込みは避けましょう。
目安として、月の20~25日ごろまでに申し込み、月末前に開通させる方法があります。
ただし、大型連休、審査、配送遅延などによって間に合わない可能性があります。
eSIMの場合
eSIMは最短当日に開通できることがあります。
ただし、本人確認や審査、システムメンテナンスによって翌日以降になる可能性もあります。
最優先は確実に開通できること
数日分の料金を節約するために月末ぎりぎりまで待ち、翌月へずれ込むと、かえって負担が増える場合があります。
余裕を持って申し込みましょう。
乗り換え前に確認するサービス
携帯会社を乗り換えると、次のサービスが終了・変更される可能性があります。
- キャリアメール
- 家族割引
- 光回線とのセット割引
- 電気とのセット割引
- キャリア決済
- 留守番電話
- 転送電話
- 端末保証
- データシェア
- コンテンツサービス
- ポイント特典
- キャリア提供のクラウド
- フィルタリングサービス
例えば、家族のうち1人だけが乗り換えることで、残った家族の割引額が減る可能性があります。
スマートフォン単体の料金だけでなく、家族全体や固定回線を含めた合計金額で比較してください。
端末代金は乗り換え後も支払いが続く
現在のスマートフォンを分割払いしている場合、回線を乗り換えても端末代金はなくなりません。
残っている端末代金は、乗り換え後も引き続き請求されるのが一般的です。
一括精算を希望する場合は、現在の携帯会社で手続き方法を確認してください。
端末返却プログラムを利用している方は、返却時期や条件も確認しましょう。
乗り換え前にデータをバックアップする
SIMカードの変更だけで、通常は写真やアプリが消えることはありません。
ただし、設定時のトラブルや端末の故障に備えて、次のデータをバックアップしておくと安心です。
- 写真と動画
- 電話帳
- LINEのトーク履歴
- 認証アプリ
- 電子マネー
- ゲームの引き継ぎ情報
- メール
- メモ
- パスワード
新しい端末も購入する場合は、LINE、モバイルSuica、銀行アプリ、認証アプリなどの移行手順を事前に確認しましょう。
格安SIMへの乗り換えでよくある失敗
現在の携帯会社を先に解約する
先に解約すると、電話番号をMNPで引き継げなくなる可能性があります。
必ず乗り換え先からMNPの手続きを進めましょう。
動作確認済端末を確認しない
SIMカードを挿入できても、通信・通話・SMS・テザリングなどが正常に動作するとは限りません。
乗り換え先の公式サイトで型番まで確認してください。
データ通信専用SIMを選ぶ
現在の電話番号を使って通話する場合は、音声通話SIMを選びます。
データ通信専用SIMではMNPできない場合があります。
契約者名義が違う
現在の契約者名と乗り換え先へ入力した名前が異なると、MNPの審査が進まない可能性があります。
家族名義の回線は特に注意してください。
MNP予約番号の有効期限が短い
有効期限が残っていても、乗り換え先が指定する残存日数を満たしていないと申し込めない場合があります。
取得後は早めに申し込みましょう。
eSIMを誤って削除する
eSIMプロファイルを削除すると、再発行が必要になる場合があります。
新しい端末への移行や設定が完了するまで、安易に削除しないでください。
APN設定を忘れる
SIMカードを挿入しただけでは、インターネットへ接続できない格安SIMもあります。
同封された説明書や公式サイトを確認し、必要に応じてAPNを設定しましょう。
月末ぎりぎりに申し込む
本人確認や配送が遅れると、希望した月内に開通できない可能性があります。
SIMカードの場合は特に余裕を持ちましょう。
格安SIMへの乗り換えに関するよくある質問
電話番号はそのまま使えますか?
MNPを利用すれば、現在の電話番号を引き継げます。
申し込み時に「他社から乗り換え・MNP」を選択してください。
現在の携帯会社へ解約の連絡は必要ですか?
MNPで回線切り替えが完了すると、以前の携帯会社は基本的に自動解約されます。
自分で先に解約しないようにしてください。
MNP予約番号は必ず必要ですか?
現在の携帯会社と乗り換え先がMNPワンストップに対応していれば、MNP予約番号を事前に取得せずに手続きできます。
非対応の場合は、現在の携帯会社で予約番号を取得します。
MNP予約番号の有効期限は何日ですか?
発行日を含めて15日間です。
ただし、乗り換え先によって、申し込み時に一定の日数が残っていることを条件としている場合があります。
SIMロック解除は必要ですか?
比較的新しい端末は、SIMロックが設定されていない場合が多くなっています。
以前に購入した端末では解除が必要な可能性があるため、端末の設定または購入元のマイページで確認しましょう。
スマートフォン内の写真やアプリは消えますか?
同じ端末でSIMを交換するだけなら、通常、写真やアプリは消えません。
ただし、万一に備えてバックアップしておきましょう。
SIMカードとeSIMはどちらが簡単ですか?
初めて乗り換える方には、SIMカードの方が仕組みを理解しやすいでしょう。
eSIMは配送を待たずに開通できますが、Wi-Fi環境や端末上での設定が必要です。
乗り換え中は電話が使えなくなりますか?
回線切り替え中は、一時的に電話やデータ通信を利用できない時間が発生する場合があります。
数分で完了することもありますが、混雑状況などによって数時間かかる可能性があります。
LINEはそのまま使えますか?
同じ端末と同じ電話番号を利用する場合は、基本的にそのまま利用できます。
端末も変更する場合は、アカウントとトーク履歴の引き継ぎ設定を行いましょう。
乗り換え後も端末代金はかかりますか?
分割払いが残っている場合、乗り換え後も支払いは続きます。
残額は現在の携帯会社のマイページなどで確認できます。
格安SIMは店舗で申し込めますか?
通信会社によって異なります。
イオンモバイルや楽天モバイル、mineoなどは一部店舗で相談・申し込みができます。
LINEMOやpovoなど、原則オンラインで手続きするサービスもあります。
まとめ|手順を確認すれば初心者でも格安SIMへ乗り換えられる
格安SIMへの乗り換えは、次の順番で進めます。
- データ使用量を確認する
- 乗り換え先を選ぶ
- 動作確認済端末を確認する
- SIMロックを確認する
- MNPの方法を選ぶ
- 音声通話SIMへ申し込む
- SIMカードまたはeSIMを受け取る
- 回線切り替えを行う
- SIMとAPNを設定する
- 通話・SMS・データ通信を確認する
失敗を防ぐ重要なポイントは次のとおりです。
- 現在の携帯会社を先に解約しない
- 契約者名義を一致させる
- 端末名だけでなく型番を確認する
- 動作確認済端末一覧を見る
- 電話番号を使うなら音声通話SIMを選ぶ
- eSIM設定中はWi-Fiを用意する
- 回線切り替えは時間に余裕がある日に行う
- 乗り換え前にデータをバックアップする
格安SIMへの乗り換えは、一度手続きを済ませれば、その後は毎月自動的に通信費を節約できます。
毎月3GB前後しか使わない方なら、スマホ代を月額1,000円前後まで抑えられる可能性があります。
自分に合う乗り換え先を探している方は、3GB前後で利用できる格安SIM8社の比較記事をご覧ください。

