【2026年最新】デュアルSIMのおすすめ組み合わせ5選|携帯代を安くする方法
「毎月の携帯代をもう少し安くしたい」
「通信障害や圏外に備えて、予備の回線も持っておきたい」
このような方におすすめなのが、1台のスマートフォンで2つの通信回線を利用する「デュアルSIM」です。
デュアルSIMを利用すると、通話用とデータ通信用で回線を分けたり、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天の異なる回線を組み合わせたりできます。
以前はデュアルSIMの設定が難しいイメージもありましたが、現在はeSIMに対応したスマートフォンが増え、以前より始めやすくなっています。
ただし、料金が安いという理由だけで2回線を選ぶと、両方とも同じ通信回線になり、通信障害対策にならない場合があります。
この記事では、デュアルSIMの仕組みやメリット・デメリット、2026年現在のおすすめ組み合わせを初心者にも分かりやすく解説します。
※この記事に掲載している料金は2026年8月11日時点の税込価格です。料金プランやキャンペーンは変更される可能性があるため、申込み前に必ず各社の公式サイトをご確認ください。
デュアルSIMとは?
デュアルSIMとは、1台のスマートフォンに2つのSIMを設定して、2つの電話番号や通信回線を使える機能です。
例えば、次のような使い方ができます。
- 通話用とデータ通信用で回線を分ける
- 仕事用とプライベート用の電話番号を1台にまとめる
- メイン回線が圏外のときにサブ回線へ切り替える
- 通信障害に備えて異なる会社の回線を持つ
- データ容量が足りないときだけサブ回線を使う
SIMカードを2枚入れられる機種もありますが、現在は「SIMカード+eSIM」または「eSIM+eSIM」の組み合わせが一般的です。
eSIMとは、スマートフォン本体に内蔵されたSIMです。SIMカードを差し替えなくても、通信会社から発行された情報をスマートフォンに登録して利用できます。
ただし、すべてのスマートフォンがデュアルSIMに対応しているわけではありません。契約前に、使用している機種の対応状況を確認しましょう。
デュアルSIMで携帯代を安くできる理由
デュアルSIMを使うと、1社ですべての機能を契約する必要がありません。
例えば、メイン回線は月額料金の安い格安SIMにして、必要なときだけデータを購入できるpovoをサブ回線にする方法があります。
この組み合わせなら、普段はメイン回線だけを使い、旅行や外出でデータ容量が足りなくなったときにpovoのトッピングを購入できます。
また、通話をよく利用する人は、通話料金を抑えやすいサービスを通話用にして、別の回線をデータ通信用にすることもできます。
ただし、2回線を契約すれば必ず安くなるわけではありません。
月額料金がかかる回線を2つ契約すると、1回線だけ利用するより高くなることがあります。デュアルSIMを選ぶときは、次の3点を確認しましょう。
- 2回線の合計月額料金
- 毎月必要なデータ容量
- 2回線がそれぞれどの通信網を使っているか
通信障害対策も重視する場合は、異なる回線を組み合わせることが大切です。
2026年最新|デュアルSIMのおすすめ組み合わせ5選
おすすめの組み合わせを目的別にまとめました。
| 目的 | メイン回線 | サブ回線 | 通常時の基本料金目安 |
|---|---|---|---|
| 料金と通信品質のバランス | LINEMO | povo | 月額990円+必要なトッピング代 |
| 月額料金をできるだけ抑える | HISモバイル | povo | 月額550円+必要なトッピング代 |
| データ繰り越しと障害対策 | IIJmio | povo | 月額850円+必要なトッピング代 |
| 通話をよく利用する | 楽天モバイル | povo | 月額1,078円+必要なトッピング代 |
| 楽天経済圏を利用している | 楽天モバイル | LINEMO | 月額2,068円から |
※povoは基本料0円ですが、180日間以上、有料トッピングの購入などがない場合は、利用停止または契約解除になることがあります。
1.料金と通信品質のバランス重視|LINEMO+povo
最初におすすめしたいのが、LINEMOをメイン回線、povoをサブ回線にする組み合わせです。
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドです。「LINEMOベストプラン」は、データ使用量が3GB以下なら月額990円、3GBを超えて10GB以下なら月額2,090円です。
普段のデータ使用量が3GB前後であれば、月額990円に抑えられます。3GBを少し超えても自動的に10GBまでの料金帯へ移るため、急に通信できなくなる心配が少ないのもメリットです。
サブ回線には、au回線を使用するpovoを設定します。
povoは基本料0円で、データ容量が必要なときだけトッピングを購入する仕組みです。通常はLINEMOを使い、ソフトバンク回線がつながりにくい場所や通信障害が発生したときだけpovoへ切り替えられます。
ソフトバンク回線とau回線を組み合わせるため、通信障害対策としても使いやすい構成です。
この組み合わせがおすすめの人は、次のとおりです。
- 月3GB前後で足りる
- 通信品質も重視したい
- 難しい料金プランは避けたい
- 通信障害に備えてau回線も持っておきたい
LINEMOの料金は、LINEMO公式サイトで確認できます。
povoは基本料0円ですが、0GBの状態では通信速度が最大128kbpsです。また、回線維持には一定期間内の有料トッピング購入などが必要です。povo公式サイトで条件を確認してから利用しましょう。
2.月額料金をできるだけ抑えたい|HISモバイル+povo
とにかく毎月の固定費を安くしたい人には、HISモバイルとpovoの組み合わせが向いています。
HISモバイルの「自由自在2.0プラン」は、1GBが月額550円です。1か月のデータ使用量が100MB未満なら月額280円になります。
3GBプランも月額770円なので、毎月2~3GB程度使う場合でも携帯代を安く抑えられます。
HISモバイルはドコモ回線を使用します。サブ回線にau回線のpovoを設定すれば、ドコモ回線とau回線を1台のスマートフォンで利用できます。
普段はHISモバイルを使い、データ容量が足りなくなった月や、ドコモ回線がつながりにくい場所ではpovoのトッピングを購入する使い方です。
この組み合わせがおすすめの人は、次のとおりです。
- 自宅や職場ではWi-Fiを使う
- 外出先でほとんどデータ通信をしない
- 携帯代を月額1,000円以下に抑えたい
- 必要なときだけデータ容量を追加したい
注意点は、HISモバイルがMVNOであることです。利用場所や時間帯によっては、通信速度が遅くなる可能性があります。
料金の安さを最優先する人にはおすすめですが、お昼休みなどの通信速度を重視する場合は、LINEMO+povoの組み合わせも検討しましょう。
HISモバイルの1GB・3GB・7GBなどの料金は、HISモバイル公式サイトで確認できます。
3.データ繰り越しと通信障害対策|IIJmio+povo
余ったデータ容量を無駄にしたくない人には、IIJmioとpovoの組み合わせがおすすめです。
IIJmioのギガプランは、音声SIMまたは音声eSIMの2GBが月額850円、5GBが月額950円です。
2GBと5GBの料金差が100円なので、月によってデータ使用量が変わる人は、5GBプランも選びやすくなっています。
IIJmioでは余ったデータ容量を翌月末まで繰り越せます。毎月の使用量に差がある人でも、データ容量を無駄にしにくいのがメリットです。
IIJmioをドコモ回線で契約し、サブ回線にau回線のpovoを設定すれば、通信障害への備えにもなります。
この組み合わせがおすすめの人は、次のとおりです。
- 月によってデータ使用量が変わる
- 余ったデータ容量を翌月に繰り越したい
- 2~5GB程度を安く利用したい
- ドコモ回線とau回線を組み合わせたい
IIJmioはSIMの種類や回線タイプを選べるため、申込み画面では「どのSIMをeSIMにするか」を確認してください。
利用しているスマートフォンがSIMカードとeSIMの組み合わせに対応しているなら、IIJmioをSIMカード、povoをeSIMにすると設定しやすいでしょう。
現在の料金は、IIJmio公式サイトで確認できます。
4.通話をよく利用する|楽天モバイル+povo
家族や仕事の電話をよく利用する人には、楽天モバイルとpovoの組み合わせがあります。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ使用量が3GBまでなら月額1,078円、3GBを超えて20GBまでなら月額2,178円、20GBを超えると月額3,278円です。
専用アプリのRakuten Linkを利用すると、対象となる国内通話を無料で利用できます。
通話用とデータ通信用の両方を楽天モバイルにまとめ、楽天回線がつながりにくい場所や通信障害時にpovoへ切り替える使い方です。
楽天モバイルとpovoは異なる回線なので、予備回線を持つ意味もあります。
この組み合わせがおすすめの人は、次のとおりです。
- 家族や仕事の電話をよく利用する
- Rakuten Linkの操作に抵抗がない
- データ使用量が月によって大きく変わる
- 楽天回線をメインにしながらau回線も確保したい
Rakuten Linkを使わず、スマートフォン標準の電話アプリから発信すると通話料がかかります。また、Rakuten Linkでも一部の電話番号は無料通話の対象外です。
料金は楽天モバイル公式サイト、通話条件はRakuten Link公式案内で確認してください。
5.楽天経済圏を利用している|楽天モバイル+LINEMO
楽天市場や楽天カードなどを利用している人で、通信の安定性も重視したい場合は、楽天モバイルとLINEMOの組み合わせが候補になります。
楽天モバイルをメイン回線にして楽天のサービスとの連携を生かし、サブ回線にソフトバンク回線のLINEMOを設定します。
楽天回線がつながりにくい場所ではLINEMOへ切り替えられるため、楽天モバイル1回線だけで利用するより安心感があります。
ただし、この組み合わせは、ほかの組み合わせより合計料金が高くなりやすい点に注意が必要です。
楽天モバイルが3GBまで月額1,078円、LINEMOが3GBまで月額990円なので、両方を最低料金帯で利用しても月額2,068円になります。
そのため、単純に携帯代を安くしたい人には向いていません。
この組み合わせがおすすめなのは、次のような人です。
- 楽天市場や楽天カードをよく利用する
- Rakuten Linkで通話料を抑えたい
- サブ回線でも毎月ある程度データ通信を使いたい
- 楽天回線とソフトバンク回線を使い分けたい
サブ回線を非常時にしか使わない場合は、LINEMOではなく基本料0円のpovoを組み合わせる方が、毎月の固定費を抑えやすくなります。
デュアルSIMのメリット
携帯代を安くできる
デュアルSIMでは、通話・データ通信・予備回線を別々のサービスから選べます。
1社の大容量プランや通話定額にまとめるよりも、自分に必要な機能だけを組み合わせることで、月額料金を抑えられる場合があります。
通信障害に備えられる
異なる通信回線を組み合わせておけば、片方で通信障害が起きたときに、もう一方の回線へ切り替えられます。
ただし、異なる会社名の格安SIMでも、使用している通信網が同じ場合があります。
例えば、通信障害対策を目的にするなら、次のように異なる回線を組み合わせましょう。
- ドコモ回線+au回線
- ソフトバンク回線+au回線
- 楽天回線+ドコモ回線
- 楽天回線+ソフトバンク回線
仕事用と個人用の番号を分けられる
1台のスマートフォンで2つの電話番号を利用できるため、仕事用とプライベート用のスマートフォンを2台持ち歩く必要がなくなります。
着信時にどちらの番号へかかってきたのか確認できるほか、発信時に使用する回線を選べる機種もあります。
データ容量を追加しやすい
メイン回線のデータ容量を使い切った場合でも、サブ回線へ切り替えれば高速通信を続けられます。
特にpovoは、必要なときだけデータトッピングを購入できるため、予備のデータ回線として使いやすいサービスです。
デュアルSIMのデメリットと注意点
スマートフォンが対応していない場合がある
デュアルSIMを利用するには、スマートフォン本体がデュアルSIMに対応している必要があります。
また、eSIMに対応していても、同時に利用できるSIMの組み合わせが機種によって異なります。
契約前にメーカー公式サイトや通信会社の動作確認端末一覧を確認してください。
バッテリー消費が増える場合がある
2つの回線で同時に電波を探すため、1回線だけ利用するときよりバッテリーの消費が増える場合があります。
特に片方の回線が圏外になりやすい場所では、電波を探し続けて消費が増えることがあります。
通話中にもう一方の回線が使えないことがある
スマートフォンの機種や通信方式によっては、片方の回線で通話している間、もう一方の回線でデータ通信ができない場合があります。
仕事で電話をしながらインターネットを使うことが多い人は、利用予定の機種の仕様を確認しましょう。
料金やデータ使用量の管理が必要
2回線分のアプリやマイページを確認する必要があります。
どちらの回線でデータ通信しているのか分からないまま使うと、想定外の料金が発生する可能性があります。
契約後は、メインのモバイルデータ通信に使う回線と、音声通話に使う回線を決めておきましょう。
povoは完全放置できない
povoは基本料0円ですが、契約したまま何もしなくても永続的に維持できるわけではありません。
180日間以上、有料トッピングの購入などがない場合は、利用停止や契約解除になることがあります。
サブ回線として利用する場合も、povoアプリや登録メールを定期的に確認しましょう。
デュアルSIM対応スマートフォンの確認方法
iPhoneの場合
iPhoneは、比較的新しい機種で「SIMカード+eSIM」または「eSIM+eSIM」に対応しています。
確認するときは、次の順番で進みます。
- 「設定」を開く
- 「一般」を選択する
- 「情報」を選択する
- EIDまたはデジタルSIMの項目を確認する
EIDが表示されていれば、eSIMに対応している可能性があります。
ただし、利用できるSIMの組み合わせは機種によって異なります。Apple公式のデュアルSIM案内も確認してください。
Androidの場合
Androidは、メーカーや機種によって確認方法が異なります。
一般的には、次の場所から確認できます。
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」または「接続」を選択する
- 「SIM」または「SIMマネージャー」を選択する
- SIMを追加する項目があるか確認する
「eSIMを追加」「モバイルプランを追加」などの項目が表示されれば、eSIMに対応している可能性があります。
契約前には、通信会社が公開している動作確認端末一覧でも確認しましょう。
デュアルSIMの設定方法
細かい表示は機種によって異なりますが、基本的な設定手順は次のとおりです。
STEP1.メイン回線を決める
最初に、普段のデータ通信と電話番号に使用するメイン回線を決めます。
現在使っている電話番号を残したい場合は、メイン回線へMNPで乗り換えます。
STEP2.サブ回線を新しい電話番号で契約する
予備回線として追加する場合は、MNPではなく新規契約を選びます。
povoをサブ回線にする場合も、現在の電話番号を移す必要がなければ新規契約です。
STEP3.SIMカードまたはeSIMを設定する
SIMカードの場合は、スマートフォンの電源を切ってからSIMカードを挿入します。
eSIMの場合は、通信会社のアプリやQRコードなどを利用して、スマートフォンに通信情報を登録します。
STEP4.モバイルデータ通信に使う回線を選ぶ
スマートフォンの設定画面で、普段のデータ通信に使う回線を選択します。
分かりやすいように、回線名を次のように変更しておくのがおすすめです。
- メイン
- サブ
- 通話用
- データ用
- LINEMO
- povo
STEP5.発信と通信をテストする
設定が終わったら、次の項目を確認します。
- メイン回線から電話を発信できるか
- サブ回線で着信できるか
- メイン回線でインターネットにつながるか
- サブ回線へ切り替えて通信できるか
緊急時に慌てないよう、平常時に一度サブ回線へ切り替える練習をしておきましょう。
デュアルSIMに関するよくある質問
デュアルSIMにすると電話番号は2つになりますか?
音声通話に対応したSIMを2回線契約すれば、電話番号も2つになります。
一方、データ通信専用SIMには、通常の音声通話に使用できる電話番号が付かない場合があります。
LINEは2つの電話番号で使えますか?
基本的に、1台のスマートフォンで通常のLINEアカウントを2つ同時に使うことはできません。
デュアルSIMで電話番号が2つになっても、自動的にLINEアカウントが2つになるわけではありません。
デュアルSIMにするとスマートフォン内のデータは消えますか?
SIMを追加しただけで、スマートフォン内の写真やアプリが消えることは基本的にありません。
ただし、設定変更の前には、万一に備えて写真・連絡先・LINEなどのバックアップを取っておくと安心です。
2回線とも同じ会社にしてもいいですか?
利用すること自体は可能です。
ただし、通信障害対策を目的にする場合は、異なる通信網を使用する回線を組み合わせた方が効果的です。
povoは本当に月額0円で維持できますか?
povoの基本料は0円ですが、180日間以上、有料トッピングの購入などがない場合は、利用停止または契約解除になることがあります。
完全に放置できる無料回線ではない点に注意してください。
デュアルSIMなら必ず携帯代が安くなりますか?
必ず安くなるわけではありません。
月額料金が発生する回線を2つ契約すると、1回線だけ利用するより高くなる場合があります。
料金を抑えたい人は、メイン回線を低容量プランにして、サブ回線には基本料0円のpovoを組み合わせる方法が分かりやすいでしょう。
まとめ|初心者にはLINEMO+povoがおすすめ
デュアルSIMを活用すると、携帯代を抑えながら、通信障害や圏外に備えられます。
目的別のおすすめは次のとおりです。
- 料金と通信品質のバランス重視:LINEMO+povo
- 月額料金をできるだけ抑えたい:HISモバイル+povo
- データ繰り越しも利用したい:IIJmio+povo
- 通話をよく利用する:楽天モバイル+povo
- 楽天経済圏と通信の安定性を両立したい:楽天モバイル+LINEMO
初めてデュアルSIMを利用するなら、私は「LINEMO+povo」の組み合わせがおすすめです。
普段は月額990円から利用できるLINEMOを使い、データ容量が足りないときやソフトバンク回線の通信障害時に、au回線のpovoへ切り替えられます。
一方、自宅や職場にWi-Fiがあり、毎月ほとんどデータ通信を使わない場合は、「HISモバイル+povo」にすると固定費をさらに抑えられます。
大切なのは、料金だけでなく、使用する回線・必要なデータ容量・通話時間を確認して選ぶことです。
2回線も必要なく、月3GB前後を1回線で安く利用したい方は、以下の記事も参考にしてください。

